
「この子は、将来どんな仕事に就くのだろう?」
「いま学んでいることが、10年後に役に立つのだろうか?」
そんな不安や疑問を抱く人は少なくありません。
テクノロジーが進化し、AIが当たり前のように“答え”を出してくれる時代。
では、わたしたち人間には何が残されているのでしょうか?
AIにはできない、人間にしかできないことって何だろう?
AIが得意なこと、人間にしかできないこと
AIは大量の情報を一瞬で処理し、最適解を導く力に長けています。
- 調べる
- 計算する
- 要約する
こうしたタスクは、すでにAIのほうが人間より速く、正確にこなします。
でも──
- 「なにを問うか?」
- 「なにを信じ、どう意味づけるか?」
- 「誰と、どんな未来をつくりたいか?」
これは、AIにはできません。
人間にしかできないのは、“意味を問い、関係性の中で未来を選ぶ力”です。
AI時代に求められる人材像
では、これからの社会で活躍するのはどんな人でしょうか?
1. 問いを持てる人
与えられた課題ではなく、「なにが課題なのか?」を見つけられる人。
2. 意味をつくる人
「なぜこれをするのか?」を自分なりに考え、他者に伝えられる人。
3. 共創できる人
違う価値観や立場の人と対話し、共に未来を描ける人。
4. しなやかに学び続ける人
変化や失敗を怖れず、自分の感性と問いを信じて動ける人。
こうした“非認知能力”こそ、これからの社会で問われる力です。
教育のあり方も、変わる
これまでの教育は「正しい答えを速く出す」ことに重点が置かれてきました。
では、これからの時代に必要な教育とはなんでしょう。
🔹 探究的な学び
自分で問いを立て、深めるプロセスそのものを大切にする。
🔹 社会とのつながり
教室の外に出て、リアルな世界と出会い、自分の関心とつなげる。
🔹 自分の言葉で語る力
何を感じたのか、どう考えたのかを、自分の言葉で表現する。
こうした教育を通じて、子どもたちは「選ばされる人生」ではなく、「自分で選ぶ人生」を歩む力を育てていきます。
KIKKAKE Exploreが届けたいもの
KIKKAKE Exploreは、そんなこれからの時代を生きる子どもたちに、“きっかけ”を届ける探究プログラムです。
小さな「やってみたい」から始まる、社会とのリアルな出会い。 知らなかった世界を知り、「わたしって、これが好きかも」と気づく体験。
それが、やがて「どう生きたいか」を選ぶ力に変わっていきます。
そしてそのプロセスこそが、AI時代に必要とされる“非認知能力”を自然に育む時間なのです。
KIKKAKE Exploreは、「問いを持つこと」「意味を考えること」「誰かと共につくること」を、 教室の外のリアルな世界の中で経験できる数少ない学びの場です。
未来は、選べる
AIがどれだけ進化しても、人の心や意味づけ、つながりは、人にしか扱えません。
そしてその“人らしさ”は、育てることができます。
正解のある未来じゃなく、“意味のある未来”を選べる子どもたちを。
KIKKAKE Exploreは、その最初の一歩となる“きっかけ”を、これからも届けていきます。