大人になると“やりたいこと”がわからなくなるの?

「おとなって、なんだか毎日いそがしそうだね」
「ずっとパソコンの前にいるのって、たのしいの?」
「おしごとってもっとワクワクするものかと思ってた」

その問い、もしあなたが聞かれたら──なんて答えますか?

どうして“やりたいこと”がわからなくなるの?

多くの大人が、自分にこう問いかけた経験があります。
それは、子どものころの「やりたい!」が、いつの間にか「やるべきこと」にすり替わっていた。

私、本当は何がしたかったんだっけ?

  • 成績を上げなきゃ
  • 良い学校に入らなきゃ
  • 就職しなきゃ
  • 安定した人生を送らなきゃ

ほんとうは、ずっと心の奥にあったはずなのに。
誰かの期待に応えるうちに、自分の“やりたい”の声が聞こえなくなっていく。

“問い”を持つことからすべては始まる

現代は、選択肢が多くて複雑な社会。
正解がひとつではない時代だからこそ、
「何を感じて、何を大切にしたいか?」を自分で見つける力が必要です。

  • どうして、私はこれが気になるんだろう?
  • これって、もっとこうできないかな?
  • やってみたら、どうなるんだろう?

答えよりも、“問い”が自分を動かし、世界を広げてくれる。

子どもたちには、もっと“やってみたい”が必要だ

今の子どもたちは、塾や習い事で毎日いそがしい。
でも、本当の学びはふとした「なんで?」から始まります。

  • なんで夜って暗いんだろう?
  • 虫ってどうやって生きてるの?
  • どうして大人はネクタイをするの?

そんな素朴な疑問が、心を動かし、学びの旅のスタートになる。
小さな「きっかけ」を、大人が信じて育ててあげたい。

そのための新しい学び、「KIKKAKE Explore」

KIKKAKE Exploreは、子どもの「やってみたい」から始まる学びの場です。

  • 学校の外で、社会と出会う
  • リアルな仕事や大人たちにふれる
  • 小さな“なんで?”が、自分だけの探究になる

誰かに教わるのではなく、
「自分で感じて、考えて、動いて、伝える」
そんな旅を、子ども自身が歩いていく。

“やりたい”を、忘れないために

なぜ、大人になると“やりたいこと”がわからなくなるのか。

その答えはきっと、
「自分の“やってみたい”を大切にする経験が、少なかったから」

だから、これからの子どもたちには、
その小さな気持ちを、ちゃんと育ててあげたい。

自分の“問い”を信じて、
自分で“意味”をつくっていける人に。

その最初の一歩になるような学びを、
わたしたちは、届けていきます。

この記事を書いた人

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きっかけ Lab.編集長

誰かの気づきにつながるような“きっかけ”を、日々探しながら綴っています。
心にすっと残る問いやヒントを、きっかけ Lab.の視点でお届けできたら嬉しいです。